天然木造教室の魅力
最高の学びは最高の環境から
扉を開けるとふわりと香る、木の匂い。
保護者のみなさまからも「こんな教室で学びたかったです」と声をかけられます。
心にも身体にも優しい教室です。
国産天然無垢材をふんだんに使用しています。
教室の設計は塾長自らが関わりました。
教室には、檜、杉、栗、水楢、欅の5種類の無垢材が使用されています。
学び舎の天然無垢材
![](https://mnbya.com/wp-content/uploads/2021/01/image.jpg)
杉 Sugi
杉でできた踏み台は、子どもたちの気持ちを受け止めてくれます。
意気揚々として入るときも充実感を抱きながら出るときも、弾むようなその足取りを全身で受け止めます。
いままでに何人の子どもたちがこの台から教室へ足を踏み入れたのでしょうか?
年月とともに表面が磨かれて、光沢が出てきました。
水楢 Mizunara
年月を経て滲み出る「光沢」
ずっと見守り続けてきました。
必死になって学習に取り組む子どもたちを。
じっくり思考にふける姿。
解決策へたどり着けず、弱音を吐きそうな姿。
それでも、諦めずに歯を食いしばる姿。
理解とともにあふれ出る笑顔。
先生が使っている机も、また、先生なのです。
手抜かりなく作られたミズナラの机。
年月とともに光沢が出てきました。
学び舎 新教室建設 余話
吉田松陰の松下村塾と宮澤賢治の羅須地人協会の教室をモデルにして、教室の設計をしました。
大工さんには「昔の木造校舎のような教室にしてほしい」と頼みました。壁は杉、建具(戸・窓)は檜、床は栗、すべて無垢の木で建ててもらいました。
私も教室の建設に加わりました。塗装のすべてを私が担当しました。ドイツから取り寄せた、樹液から作った塗料を使いました。刷毛で塗るのではなく、柔らかいタオルに塗料を染み込ませ、木に塗料を吸わせていくように塗っていきます。そして乾いたタオルでゴシゴシこすって、余分な塗料をふきとります。現在の教室は、私の「汗の結晶」なのです。
清潔な環境で
高校の先生や教材会社の人たちが、学び舎を訪れることがあります。「いろんな塾をみてきましたが、こんな素敵な教室は初めてです」「木の香りがするいい教室ですね」「周りに木もあって素晴らしい環境ですね」「私もこんな教室で勉強してみたい」などと言ってくれます。
学び舎を始める前に、大手の塾や予備校で教えたことがあります。ビルの一室を教室にしていました。生徒たちは3人で1つの長テーブル、パイプ椅子に座っていました。清掃は業者まかせで、毎日、掃除していませんでした。教室の隅には、綿ゴミがありました。学習するのに良い環境とは言えません。
子どもたちに、清潔な環境で学習してもらいたい。学び舎の教室は、毎朝、妻が掃除します。机も一つ一つタオルで水拭きしています。
学び舎の建具