5秒ルールで習慣化する

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5秒ルール

何かしようと思っている、しなければならないことがある。

けれども、ついつい後回しにしてしまうことがあると思います。

先日、メル・ロビンズの5秒の法則(5 second rule)という言葉を耳にしたので紹介します。

簡単に言うと“やるべきことがあるとき、やらなきゃと思ってから5秒以内に行動に移す”ということです。5秒という時間にはきちんと根拠もあるようです。5秒以上経つと自然と言い訳を思いついてしまい、頭の中で考えているだけで行動に及ばないということです。いったん動き出せば、後は楽なのですが、動き出すまでが難しく、多くの人はやろうと思っていることをできないままでいると説明されています。何かしらの理由をつけてやらないままで終わってしまうことが積もり積もっていくと、何もできないまま過ごしてしまうことになります。

まずは、最初の3日だけとかでもいいのです。何かしようと思ったら、5秒以内に行動してみてください。そうすることで、効果を実感できたなら、是非とも5秒ルールを続けてみてください。

たとえば、朝起きるのが苦手な人は布団の中でぐずぐずしている暇があれば、えいやと起きてしまうのです。いったん、寝床を離れて布団を畳んでしまえば、他のことが出来るわけです。ちょっとした時間を有効に使っていくことで変化が出てくるはずです。

“行動が無ければ、何の喜びもない”

スタンダール(フランスの文豪)

習慣化する

目標を達成するために、毎日努力すべきことがあるのなら、それを習慣づけてしまいましょう。

私が習慣づけていたことで、良かったなと思うことを2、3挙げて見ます。

小学生の頃は、登校前に自宅で読書をしていました。学校が終わって帰宅後は遊びに行く前に宿題を片づけるのが基本でした。家に膨大な量の本があり、毎日読書にふける父の姿を見ていたため、自分も本を読むようになるのはごく自然な事でした。児童文学作品を中心に数多くの本を買ってくれたので、それを読んでいました。宿題を早めに済ませるのは、単純に後が楽というのが理由でした。

中学校は離れた所でしたので、朝の読書はなくなり、電車で授業の予習や復習をして過ごしました。とりわけ、予習に力を入れることで、積極的な姿勢で取り組むことが出来ました。勉強の合間には腕立て・腹筋などの軽い筋トレを挟んで頭の調子を整えました。

“今日できないようなら、明日もだめです。
一日だって、むだに過ごしてはいけません“

ゲーテ(ドイツの文豪)

英語で日常生活を眺めると… 2

先月の続きです。

アフリカから来た研究生(research student)のチューター(tutor:通訳と日常生活の手助け)として過ごす日々の記録です。

日常的な会話をしていて急に大事な話になることがあります。そういうときは、神経を集中させて耳を傾けるわけですが、聞き取れない個所もあります。以前、彼が日本で博士課程に進学したいと言い出した時は、誤解を防ぐために筆談をしてもらいました。大方、日本と彼の母国の教育システムは同じでしたが、こういうのも図に書いて示してくれたので助かりました。

彼との連絡は最初はメールで、極めてフォーマルな形式の文章でやり取りしていましたが、今は対応が簡便なLINEを用いています。そこでの英語ですが、彼から送られてくれる英語に日本の学校では決して教わらないような箇所がたくさんあるのです。十分に意味が伝わるのでそれで大丈夫なのですが、冠詞、時制、助詞、複数形…。英語の先生がこれをみたら朱筆で真っ赤になるでしょう。

ただ、英語がbrokenなのはLINEや会話くらいで、彼のメールは極めてすっきりした綺麗な英語です。また、普段のメッセージのやり取りもバラエティーに富んでいます。例えば、「調子はどう?」と聞くときに、単純に“How are you?”でもいいのですが、他にもいろいろ聞き方があります。以前に、“No news from you ?”と聞かれて、てっきり事務的な連絡がないか聞いているのだと思い込み、見当違いな返答をしたところ、“It is a way to say how are you.”と言われてしまいました。

他に“I hope you are well.”と聞かれたこともありますが、これも同じ意味です。直後に“Just to send you good thoughts.”と返ってきました。 英語の上達に役立つかと思いきや、自身の至らなさに気づくことばかりです。毎回の会話が勉強になります。 

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学び舎タイムズ編集部

教職歴37年。中学・高校教諭、予備校講師を経て、1996年6月に小さな個人塾を開塾しました。
「将来的に役立つ学力を身につけた子どもを育てたい」という想いから生まれた、こだわりの天然木造教室は保護者からも好評です。

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