卒業生の声 2019〜2020
学び舎で成長できたこと
岸和田高
西信達中 Yくん
勉強に対する意識を変え、気持ちを強くする
私は、小学5年生のときに学び舎で勉強し始めました。そのおかげで、私は志望校に合格することができました。「なぜ私は合格することができたのか」を考えたときに、二つの理由が浮かびました。
一つ目は、学び舎で学び始めて、“勉強に対する意識が変わったこと”です。それまで、勉強を「やりたいと思わないもの」として捉え、勉強に前向きになれませんでした。しかし,学び舎に通い始めてからは、勉強を「やらなければならないもの」として、自分から進んで勉強に取り組めるようになりました。
久保先生は、学び舎の生徒たちに、「勉強しなさい」と言ったことがありません。おそらく、久保先生は「人間は生きている限り、勉強するのは当然のことである」と考えておられるから、わざわざ言う必要はないと思われていたのでしょう。
黙って見守ってくださる先生の気持ちが伝わり、先生があえて「勉強しなさい」と言わないことで、私は「勉強するのは当然のことである」と考えることができるようになりました。
二つ目は、学び舎で学び始めて、“強い気持ちを持つことができるようになったこと”です。志望校に合格できるのかという不安を持つのは、当たり前かも知れません。私もそんな不安を抱いていました。
しかし、久保先生は私の気持ちを察して、毎回、「絶対合格します。心配しないでください」と励ましてくれました。私は先生のその言葉を信じました。
本番では、不安をできるだけ少なくすることで、最大限の力を発揮することができました。私の気持ちをここまで強くしてくれた先生には感謝しています。
学び舎は、緑の木や美しい花に囲まれて、信頼できる先生がいて、勉強に最適な環境が整った、良い場所です。学校の授業や宿題だけでは、勉強の量が足りないと思います。そういう時こそ、私は学び舎に行きます。連絡さえすれば、好きな時間に自習することもできます。
勉強に対する意識が変わり、強い気持ちを持つことができるようになった私には、怖いものはありません。小学5年生から中学3年生まで5年間、学び舎で勉強することができて本当に良かったです。
今までの私と、これからの私
泉南中 Tさん
自分で考え、自分の意志で行動する
私は約3年間学び舎で学習できて、とても良かったと思います。
私にとって学び舎は初めての塾で、最初は緊張や不安がありました。でも、とても静かな教室で、学習しやすい雰囲気だったので、すぐに慣れることができました。
また、少人数での授業に集中しやすく、自分のペースで学習に取り組むことができました。質問にも一つ一つ丁寧に教えてくださったことで、理解を深めることができました。私が一番行きたかった高校に合格できたのも、学び舎で力を付けて、勉強を好きになれたからだと思います。
もともと私は勉強が好きではなく、私が中学1、2年のときは特にこれといった目標がない状態で、ただ勉強しているだけでした。そのため、3年になったときの受験のことなど一切頭にありませんでした。
そして、3年になって初めて受験のことを考えるようになりました。そこで「今までやってきたことは受験のためにあったのか」と思い、勉強する意味が分かりました。
最初のうちは受験勉強というのはどうやって勉強するものなのか分かりませんでした。でも、久保先生が「計画を立ててから勉強に取り組むとよい」と教えてくれました。私は勉強する時間を決め、毎日毎日継続してやりました。毎日勉強し続けることで、それが習慣となり、無理をせず勉強できるようになりました。
自分に合った勉強方法を見つけることができたおかげで、五ツ木の模擬テストも回数を重ねるごとに良くなっていきました。「やればできる」という経験の積み重ねが自信となりました。そして、「志望校に絶対に合格してやる」という気持ちが、日に日に強くなっていきました。
私が学び舎で得たものはたくさんあるけれど、最も自分の身に付いたことは、「自分で考え、自分の意志で行動すること」です。勉強の計画を自分で立て、行きたい高校を自分で見つけることができました。「自分のことは自分でしないと、人に頼ってばかりいると、良い人間になれない」と思います。
私は、学び舎で得たことを生かし、高校生になっても、失敗を恐れず、何事にも挑戦していきたいです。今までありがとうございました。
塾長より
これを読めば、学び舎で何を学んだかがよく分かります。
私は学校の教師を30歳で辞め、大手の進学塾や予備校で3年間講師をしていました。そういう所で行われているのは、全て受け身の勉強です。子どもに主体性がなく、言われたことを言われたとおりに、つまりマニュアルどおりに勉強して、言われなければ勉強しない、人に頼ってばかりで、自分の頭で考えて勉強しようとしません。
「勉強を好きになれた」、「勉強する意味が分かりました」という言葉は、私にとって大きな励ましになります。
Tさんは、姿勢が良く、言葉や態度に心がこもっていました。勉強もこつこつ努力を積み重ねてしていました。日々の努力が、「やればできる」という自信を生み出したのだと思います。そして、その自信が「志望校に絶対に合格してやる」という気力を奮い立たせたのです。3年の後半は、学び舎まで約3㎞の道のりを毎夕、雨の日も風の日も自転車をこいで自習に来ていました。
親や教師は、「どこの学校を受験してみろ」とか、「どこの学校に入らなくちゃ駄目だ」とか、その手のことは一切言わない方がいいと思います。「どこの学校がいいぞ」とか「どこに行け」とか「何をしてはいけない」とか、何も言わないほうがいい。子どものときにきちんと育てていたら、そんなこと言わなくても、子どもは何が大切か分かります。子どもは大人の背中を見ているだけで、豊かでよく勉強している大人かどうか、きちんと弁別しています。
受験を経験して
大阪教育大学附属平野校舎
一丘中 Oさん
絶対的な自信を維持して、余裕の合格
私は第一志望校である大阪教育大学付属高等学校平野校舎の入学試験に合格し、4月から通うことになりました。私がこの学校を志望するようになったきっかけは、この学校の夏に行われた説明会です。
将来何をしたいかが特に決まっていなかった私は、最初はただ「『国立』という響きがかっこいい」、「クラスのみんなに自慢できる」という理由だけで、この学校を気に入っていました。しかし、説明会に参加してみると、「この学校に絶対入学したい」と思えるしっかりした理由ができました。それは、少人数制だから教師と生徒の距離が近いということです。
その時から、「絶対にここに合格してやる」と思うようになりました。(どっちかというと「今より勉強をサボならければ合格するやろ」というようなノリでした。というより、「合格するに決まってるやん」という気持ちでないと気が保てなかったかもしれません。また、その気持ちを貫いたおかげで合格できたのだと思っています。)滑り止めの高校については、同じように説明会に参加したり、五ッ木の模擬テストの結果を見たりして決めました。
私は何かを知ることは好きですが、興味の無いことをガリガリと勉強することはあまり好きではないので、受験勉強は苦痛でした。正直言って、それらしいことはあまりしませんでした。赤本(入試過去問題集)をきちんと解いたのは、第二志望校のものを一度きりです。
中学校の定期テストは、2年生まではテスト1週間前からきちんと「テスト勉強」をしていました。しかし、回数を重ねるにつれ、それが面倒臭くなり、最終的にはテスト前日に「教科書を読むだけ」になっていました。
学校の授業をしっかり受け、その日のうちに復習し、提出物の課題に真面目に取り組めば、点は取れました。それは「絶対に自信があったからだ」と思います。逆に言えば、「自信が無ければ点は取れない」と思っていたので、自信を失わないために、日頃の復習は欠かさないようにしました。どうしてもわからないところは、学び舎で質問して、無くすようにしていました。「入試も同じように絶対の自信があれば合格する」と思い込むようにしていました。
3学期に入ってから、学校ではシャーペン片手に赤本とにらめっこする人が増えました。私は休み時間に次の授業の予習として教科書を読むために忙しいし、赤本を持って行くにはそれはいささか重いので、そういうことはしませんでした。その代わり、そういう人たちに勉強を教えることが増えました。私は残念ながら数学は苦手だったので、理数の得意な人におまかせし、他の教科、特に社会を中心に教えていました。そのため、私が社会を勉強するのは成績や受験のためではなく、単なる“好き”や“興味”なのですが、そこに「話のネタのため」が追加されました(このように、何か好きな教科、得意な教科をひとつでも作っておくと、便利だと思います。)
そして、そんなことをしながら入試当日(編集者注:学力試験2月12日、募集人数約35名)になってしまいました。(既に私立の入試には、何とか一番上のコースに合格していました。これは正直あまり自信が無かったのでとてもうれしかったです。)失礼ですが「めんどくさい」と思っていました。家に帰ったらすぐに寝ました。試験の出来具合は「なんか簡単やったな…」と逆に不安になる程度でした。
数日後、合格発表を見に行くと、案の定私の受験番号が記載されており、特に感動も無く、(母は泣いていましたが)「やったあ好きなことができるじゃん」とか思いつつ合格者説明会に参加し帰路につきました。だから、自分の勉強法が間違っていたとは微塵も思いませんが、余裕の勝利より必死こいて勝ち取った勝利の方がおいしいやろなとは思いましたね。
今では本当にこの学校で良かったのかなと思うときもあります。でも、それはいくら考えても仕方がないので、もうこの学校で頑張ることに決めました。
そして最後に、ここまで来られたのは、家族を始めとする協力者の方々がいてこそです。そういった人たちに向けての「ありがとう」をここに書いておきます。
塾長より
Oさんは、定期テストで常に高得点を維持して、難関校の入学試験にも「余裕」で合格しました。「自信を失わないために、日頃の復習は欠かさないようにしました」と書いています。中学3年間、毎日学び舎でひとり静かに自習をしていました。
6年間通った学び舎
西信達中 Sさん
私は小学4年生から中学3年生まで6年間、学び舎に通っていました。学び舎の行き帰りに、友達としゃべりながら、一緒に自転車をこぎました。
普段の勉強方法は、学び舎でやり残した問題を解いてその日の学習を仕上げることと、間違えた問題をもう一度解き直してできるようにすることです。
テスト対策の勉強方法は、定期テストの2週間前から、学校の教科書やワークやプリントの勉強を始めることです。最後まで完成すれば、あともう2回繰り返し練習して、合計3回解きます。この方法で勉強すると、学習内容が理解できて、定期テストで良い点数が取れました。
3年生になると学び舎に自習に行くようになりました。分からない問題を質問すると、久保先生は私が理解するまで教えてくれました。テレビの音や話し声が聞こえてくる家で受験勉強するよりも、静かで集中できる学び舎で受験勉強をしました。
私が志望校に合格できた理由は、久保先生がいて、集中できる環境の学び舎があり、そこで自分の勉強方法を見つけることができたからだと思います。
合格したことを電話で久保先生に知らせました。先生は自分のことのように喜んでくれました。私はそのことがとても嬉しかったです。
私は6年間、学び舎に通い続けましたがとても短く感じます。学び舎に通い続けて、良かったと思います。
学び舎で学んだことを生かして、高校でも自分の勉強方法を見つけて、何事も諦めずに頑張りたいと思います。
久保先生、6年間本当にありがとうございました。
私にとっての学び舎
泉南中 Tさん
集中力が上がり、勉強が好きになりました
学び舎で学び始めて変わったことが二つあります。
一つ目は、学び舎に通い始めて、少しずつ勉強するのが好きになっていったことです。そして、勉強が好きになればなるほど、テストの点数が徐々に上がっていきました。学び舎に入るまで、何のためにテストを受けるのか分からず、勉強は大嫌いでした。けれど、学び舎で勉強を始めてから、テストで自分自身の実力が見えることに気が付いて、一生懸命勉強して、テストを受けることが楽しくなりました。
二つ目は、勉強するときの集中力が上がったことです。何をするにしても、以前より集中力が長く続くようになりました。勉強に集中しすぎて、周りが見えなくなってしまうこともありました。けれど、集中力が高くなることは大切なことです。学び舎で学ぶことができてよかったと改めて思います。
中学3年の6月に学び舎に入ったのですが、学び舎に出会えて本当に良かったです。私は中学3年の時間以外に週に4回自習に行きました。理解できないところを久保先生に質問しました。そうすることで。成績が上がりました。志望校に合格するまで、私を導いて下さって、ありがとうございました。
大切にしたいこと
泉南中 Oさん
心がけた3つのこと
私が学び舎で学んだことは三つあります。
一つ目は、自分から取り組む大切さです。
親に「勉強しなさい」と言われてもすぐに違うことをしたくなって、長続きしません。けれど、自分から進んで勉強を始めると「最低ここまでしよう」と思って頑張ることが出来ます。人から言われる前に自分から取り組むことの大切さがわかりました。勉強だけでなく、自分の苦手なことを克服しようと思うとき、人に言われてからするのではなく、自分から始めることで、努力することが出来ました。
二つ目は、小さな目標を毎回立てることです。
勉強を始める前などに、「今日はここまで絶対覚えよう」と目標を立てました。勉強にやる気が出ないときでも、「目標を立てたから」と頑張ることが出来ました。苦手なことを出来るようにするときも、小さな目標を立てて少しずつ出来るようにしていくことで。頑張り続けることが出来ました。
三つ目は、少しずつ続けることです。
小さな目標を立てても、続けないと意味がありません。勉強はこつこつ続けることで、少しずつ身についていきます。一度目で解けなかった問題が、何度も繰り返し練習していると解けるようになり、似たような問題も解けるようになりました。
私は学び舎でたくさんのことを学びましたが、特にこの三つのことを、これからの高校生活でも大切にしていこうと思います。
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